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登録販売者の募集


登録販売者の募集

薬剤師不足のなかで、第二類および第三類医薬品を販売できる登録販売者の求人・採用は重要な問題である。
登録販売者は09年4月施行の職種であるが、近年主流の求人サイト、中でも医療系専門のサイトでは登録販売者の情報提供を始めているところもある。

登録販売者の募集方法

以下の通り募集方法はいくつかあるが、近年急速に普及しているのが、求人情報サイトである。
・ハローワーク
・人材紹介・派遣
・知り合いの紹介
・求人情報サイト
・新聞や雑誌の求人広告
・自社ホームページでの求人

また、登録販売者の転職先を紹介する会社も登場し、登録販売者の利用が見込まれる。

募集方法と特徴

ハローワーク
無料である。 比較的高年齢の募集に有効。
退職した人が対象で、退職する前の転職希望者は募集対象とならない。

人材紹介・派遣会社
条件を事前に申告し、その条件に合った人を紹介してもらえる。
採用した場合に手数料がかかるが、採用できなかった場合には手数料はかからない。

求人情報サイト
20代、30代での転職で一番利用されている媒体である。
効果のある(登録販売者が転職で見る)サイトは限られているので見極めが大切。

新聞や雑誌の求人広告
広域での募集は効果的であるが、地域に限った募集ではコストが高い。
求人情報サイトに押され効果が弱まっている。

自社ホームページでの求人
自社ホームページのみでの求人では、ほとんど問い合わせがないと言ってよい。
求人情報サイトに登録し、自社ホームページを見てもらうことが必要。

悪徳会社に注意

登録販売者ではないが、以前から薬局に薬剤師を紹介すると言ってリストを見せられ、前払いでお金を払ってからその後音沙汰がないという詐欺的行為が散発している。
ほとんどの人材紹介会社(エージェント)は、成功報酬で採用が決まるまで支払いをする必要がない。また、有資格者でない人を使って成功報酬手数料を騙し取る場合もあるので注意したい。

騙されないために、最低でも以下の確認をすること。
・面接する人の登録販売者免許を確認する。
・採用が決まるまで支払わない。
・人材紹介業は厚生労働省の許認可となっているので、許可番号を教えてもらい確認する。